あなたは、ブラがぴったりだったのに、近頃アンダーがきつくなったと感じたことはありませんか。
ブラがきついと感じると、締め付けで気分が悪くなったり、すごく不快で今すぐブラを取りたくなったりしますよね。
私はこう思いました。
「ブラのアンダーがきついなら、アンダーをもうワンサイズ大きなものにすればいいんじゃないのかな」と。
ですが、この問題はこんな単純には解決できるものではありませんでした。
これ、放っておくと自分じゃ気づかない、あなたの見た目は大変なことになるかもしれませんよ。
この記事では、なぜアンダーがきついのか、その場合どうすればいいのかをご紹介していきます。
なぜきつくなるの?
生理前・生理中
排卵期から生理前日にかけてエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが分泌され、生理直前からこれらが急激に減少を始めます。
この女性ホルモンの変動が原因で、身体が水分をため込もうとします。
これがむくみの原因ですね。
体重が平均して0.5kg~1.5kgむくみにより増えるといいます。
最大で2.5kg増えるという人もいます。
これだけ増えれば、アンダーのサイズに変化が起こり、きつく感じるのも納得です。
サイズを確認するときは、生理前は避けた方がいいということですね。
ワイヤーの形が合っていない
人の胸の形はさまざまですし、ブラによってワイヤーの形も違います。
ワイヤーが合っていないと、きつく感じたり、当たって痛かったりします。
自分に合うワイヤーなのか確かめるためにも、ブラの試着は大切ですね。
カップやアンダーのサイズが小さい
そもそも、ご自分のサイズをきちんと把握していない方が約7割もいるのだとか。
一年でブラを買う枚数は約2~3枚というデータがあります。
ということは、だいたい4か月~半年で買い替えているということですよね。
女性の体形はどんどん変わっていきますので、ブラを購入する度に、きちんと測って購入することをおすすめします。
合わないブラを着けていたらどうなるの?
脇肉や背中が段々に!
女性の体は40代ぐらいから背中や腰回りにお肉が付きやすくなります。
年齢を重ねるごとに基礎代謝が落ちるのに、それに気づかず摂取カロリーが変わらないので、体に脂肪が蓄積していくため、体形が崩れてしまいます。
そして、身体のお肉は重力に従って下方向へ流れていきます。
そのため、アンダーバストが太くなったと感じる方が多いのです。
この状態のまま、以前からサイズの変わっていないブラを着けると、まるで煮豚を作る工程のタコ糸でお肉を縛ったときのように脇肉が段々に。
これは、自分ではあまり気づきません。
でも、周りにいる人にはしっかり見えてしまいます。
「あ、背中が段々になってる」
と思われても、なかなか教えてくれる人はいませんよね。
私は、ふとした時に鏡に映った自分の脇から背中にかけての段々を見つけた時は、かなりのショックを受けました。
えっ!見た目が老けるの?
サイズの合っていないブラをつけていると、トップの位置が下がってしまいます。
トップの位置が下がると、胸の上部がそげて見えてしまって、老けた印象になることもあります。
詳しくご説明します。
苦しかったり、きつかったりと締め付けを感じた人の多くは、アンダーのサイズをワンサイズ大きくずらしてしまいがちです。
また、アジャスターをつけてアンダーを延長する方もいるかもしれません。
これですね。
すると、どういうことが起こるのでしょう。
アンダーをワンサイズ大きくする⇒ | 苦しくないので、そのサイズが合っていると思い込む |
実際はサイズがあっていない ⇒ | 背中のホック部分が上へずり上がってくる |
肩ストラップがゆるむ ⇒ | 胸のカップが下がる |
胸のラインが下向きになる |
胸のラインが下向きになると、約4歳老けて見えると言われています。
4歳も。
もう恐怖です。
そもそも、アンダーをワンサイズ大きくするということは、アンダーとトップの因果関係からカップサイズも変わるはずですよね。
アンダーを大きくしてもカップはそのままって方、意外と多い気がします。
ブラがきつくて、アンダーを大きくした方は、サイズの合っていないブラをつけていることに気づいていないのです。
合わないブラを着けていると、バストの形が崩れてしまう原因にもなります。
なので、アジャスターでアンダーを伸ばすのは、おすすめできません。
それに、ブラをきちんとしたサイズにするだけで、見た目年齢が4歳も若返るなら、買い替えない手はないですよね。
ぴったりを探す方法
アンダーがきついと感じる場合は、アンダーバストをきちんと測って、大きめサイズにするのではなく、測ったジャストのサイズをそのままにします。
大きくするのはカップサイズの方で、1サイズか2サイズ大きくしてみてください。
そうすると、背中のホックが、ずんずん上にずり上がってくることもなくなり、苦しさや締め付け感がなくなります。
私も今回調べるまで、勝手にこう解釈していました。
ブラのアンダーが苦しいと感じたら、アンダーバストサイズを大きくして、カップサイズを小さくすればいいんだ、と。
それは、全く逆のフィッティング方法だったので、目からウロコが落ちた気分です。
ジャストサイズのブラは、こんな感じです。
「脇肉や肩に食い込んだり、背中が段になったりしない」
「1日の最後にブラを外しても強い解放感がなく、日中は違和感がない」
こんなブラを目指してフィッテイングすればいいのですね。
まとめ
調べていて、約35%もの方がサイズを勘違いして小さいブラを着けているという調査結果も目にしました。
そして、ブラがきつく感じた多くの方が、アンダーサイズを大きくしてもカップサイズがそのままなので、
「やっぱりきつい」
「アンダーを大きくしても合わない」
と思ってしまうようです。
ブラがきつく感じたときのサイズ見直しの方法を知ってて損はないなと思いました。
年を重ねる上で、誰にでも起こりうることかもしれないですね。
ブラを購入するときは、頻繁に買うものじゃないだけに、女性の体形が変わりやすいことも考えて、毎回しっかり採寸して自分に合うものを探すことが大事だなと思いました。
できればきちんと試着して、ブラ選びで大切な
「呼吸がラクにできること」
「ラクに着けていられること」
をクリアしていて、快適に過ごせるブラに出会えるといいですね。
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